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組合員のみなさまへ 理事長からのメッセージ

組合員のみなさま
2020年5月1日
理事長 浅井由起子


新型コロナウィルス感染拡大の終息が見通せず、暮らしが一変してしまいました。
学校も休校になり仕事の仕方も変わってしまい、気分転換としては良いとされていた散歩やジョギングも課題点が見つかるなど、何をどうしたらいいのか、迷うことばかりの毎日です。
皆さんはどのように気分転換しながらお過ごしでしょうか?

「3密を避ける」「買い物は3日分」などと言われている今、生活クラブでは毎週注文した消費材が欠品することが少なく、ほぼ届いているという状況は大変ありがたいです。
生活クラブ生協大阪は生活協同組合として組合員の暮らしを良くしていくために存在しており、「予約共同購入」を通じて様々な取り組みを行っています。
「予約共同購入」で毎週注文したものが届くということは当然ではありますが、世の中で起こっていることと絡めて少し深く考えてみたいと思います。

まずは、感染の恐怖の中、毎日の生産や配達に関わってくれている生産者、物流業者、職員への感謝の気持ちを持ちたいと思います。
「小さな子どもがいる人が仕事に行けないために現場がひっ迫する」ということは生活クラブの中でも起きています。
物流センターが埼玉県飯能市と大阪府岸和田市にありますが、ぎりぎりの状況です。
世の中での事象は生活クラブも同じです。
そのような中、毎週変わりなく消費材が届くことがどんなに「ありがたいこと」なのか、みなさん感じられているのではないでしょうか。

この機会に消費材について考えてみましょう。
生活クラブの消費材は「国内自給力を高める」というビジョンのもと生産されています。
海外に原材料の調達を依存したり、海外の工場で加工したりすることなどに頼るのではなく、ほとんどの消費材は日本に生産基盤があります。
だから欠品が少なく、安定して届くのです。
「国産自給力を高める」という私たちのビジョンは、このように食料の安全保障につながるものでもあります。
どの国も自国の食料確保が優先であり、緊急時には輸出を制限することがあります。
何かあった時でも食料を確保できるように、海外に頼ることなく、信頼関係を築いている生産者の生産物を計画的に注文していれば、慌てて買いに走ったりすることなく暮らせるのです。

それでもマスク、ロールペーパー、スパゲッティなど一部の消費材は欠品しました。
なぜでしょうか?
生活と自治5月号39頁にもあるように、生産者は需要に応じた数だけ生産するという姿勢です。
国産原料や私たちと約束した原料を使うために、需要に基づいて原材料を確保しています。
爆発的な発注の増加は、原材料の確保がおいつかなくなります。
また、工場を稼働させるための人員確保も困難です。
今回「国産のものを使う」「1週間前に注文書を提出して予約すると確保できる」と気が付いたのではないでしょうか。
大切なのは計画的に備蓄し、予約に参加してこれからも利用を続けることです。
そうすることで生産者もどのくらいの生産が必要か、の予測ができます。
「何かあった時だけ届けてほしい」という人が増えると社会にひずみが起きます。
回転備蓄を意識した計画的な注文を行い、予約・登録などで生産者との信頼関係を深めていきましょう。

コロナ感染が拡大していく中、組合員の暮らしの中で急な対応に迫られることが多くあります。
小さな子どもや高齢者を抱える家庭はもちろん、中には保育・医療関係従事者、物流関係従事者なども在籍しています。
仕事の調整を難しく感じている方もいると思います。
「暮らしの困りごと」に対応し解決していくために私たちは毎月100円を出し合い支えている「たすけあい」のしくみである「エッコロ共済」を持っています。
組合員同士のたすけあい、地域の福祉団体に申し込んでお願いするなど様々な形で利用されています。
生活クラブは「食」だけではない「暮らし」に役立つ、組合員同士がつながりを持っている生協です。
詳しくはHPの「エッコロ共済」のページをご覧ください。
制度を利用して、みんなでささえあい暮らしやすい社会にしていきましょう。
  
「コロナ後は世界が変わる」と言われています。
より良い変化、未来へつながる変革ならばよいのですが、「人と人とが会うこと、一緒に食事すること」を躊躇する社会になれば、だれとも出会わない、人と触れ合うことがない中でSNS中心の社会が進み社会と分断された「孤立」を感じる人が増えていきます。
孤立は恐怖を生みます。
また根拠のない情報や恐怖は他人を攻撃する人を増やします。
この間の医療従事者や感染者への攻撃を見ても明らかです。

しばらくは大人数で集まることは避けなければならないかもしれませんが、少し落ち着いたらお住いの「地区」ごとに集まる機会を持つようにしていきます。
少人数で感染防止対策を講じながら集まって、「暮らしに役立つ生活クラブ」で学び、語り合う場にしていきましょう。
「知る」ことによって「恐怖や心配」から解放され、豊かになれます。
未知のウィルスに負けないよう身体を整えるにはどうしたらいいのか、そのためにはどんな環境にしていけばいいのか、いざというとき困ったときには何が役立つのか、答えはきっと生活クラブにあります。
一緒により良い暮らし、社会を作っていくために学んでいきましょう。

 

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