生活クラブ生協大阪の概要・沿革
生活クラブ大阪とは
生活クラブ生協大阪とは
「食の安全」「環境」「助け合い」などの社会にある問題解決に積極的に取組もうと、大阪で活動している生活協同組合です。
私たちは、北海道から兵庫までの全国の生活クラブ生協連合会(33生協、約35万人)の仲間とともに「安全」「環境」「健康」を第一に考えた消費材づくりに取組んでいます。
そして、組合員と生産者との産直によって大切に育てた食材をはじめ、安全で健康な生活に様々なこだわりを持っています。農産物の国産自給率向上に向けて、消費材の原材料はできる限り国内産を使用したり、Non-GMO(非遺伝子組み換え)作物・食品は当然のこと、乳畜産品については飼料までこだわります。
また、環境に配慮してリユース可能な容器を使用するなど多くの組合員の「願い」や「思い」を実現しています。
生活クラブ生協大阪のめざすもの
近年、私たちは経済的な豊かさと便利さを手に入れた一方で、「食の安心・安全」 「環境破壊」 「人間関係の希薄」など次々と新しい問題を抱えるようになりました。生活クラブ生協大阪ではこれらの問題に対し3つの取組みを中心に活動しています。
1.食の安心・安全
消費する私たち自身が求める安心・安全を実現するため、「産直運動」をとおして生産者と共に安心・安全な食材作りをおこなっています。
2.環境問題への取り組み
近年地球温暖化をはじめ、環境問題は私たちにとって大変深刻な事態となっています。未来の子どもたちに豊かな自然環境をつなぐためにも、環境に配慮した石けんや洗剤の利用、びん容器のリユースなど身近な所から環境への取組みをおこなっています。
3.助け合い
人間関係が希薄になってきた現在において、人と人とのつながりによって得られる信頼関係、そこから生まれる安心感を大切にするため「生活クラブ生協大阪の助け合い」をとおして様々な活動を展開しています。
消費材の基本方針および考え方
消費材って?
生活クラブ生協大阪では、食品や生活雑貨は売買によって利益を得ることを目的とした「商品」ではないので、「消費材」と呼んでいます。
生活クラブ生協連合会のホームページ 「食の安全のとりくみ」 を見る
『産直』を柱に、次のような基本方針と基準によって消費材の配置を行っています。
- 1.農産物
- 国産を原則とし、自給率の向上をめざす。
また、化学合成農薬や化学肥料をできるだけ使用せず、循環型農業を進める。
その上で、輸入農産物については遺伝子組み換え作物、ポストハーベスト農薬を問題とし、排除の方向。 - 2.食品添加物について
- 不必要な食品添加物は使用しない。中でも、化学調味料、合成着色料、合成保存料はすべて排除する。
- 3.遺伝子組み換え作物について
- 食品の原材料、食肉や鶏卵など畜産品の飼料への遺伝子組み換え作物の使用を排除していく方向で進める。
- 4.『環境ホルモン』物質について
- 原則排除。容器、包材も直接食品に触れるものには使用しない。
雑貨類も塩化ビニール製品等、取り扱い禁止。
環境ホルモンの疑いがある農薬も原則排除。 - 5.洗剤について
- 合成界面活性剤を使用した洗剤は取り扱わず、『石けん』の普及を進める。
- 6.容器・包材について
- ゴミ減量、ダイオキシン問題への対応。原則、紙容器、びん容器(さらにリユースびんの推進)を使用。
生活クラブ生協大阪の組織概要
名 称 | 生活クラブ生活協同組合大阪 |
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本部所在地 | 〒567-0059 大阪府茨木市清水1丁目21番4号 TEL:072-641-5547 FAX:072-641-6990 |
設 立 | 1950年11月14日 |
組合員数 | 17,990名 (2018年3月20日現在) |
生活クラブ生協 大阪のあゆみ
赤字表示の部分は、旧両組合の共同運用
千里山生協
1946年 | 生協発起人会開催。吹田市の主婦が中心。戦後復興物資調達を目的に、物資の配給権を得る。 |
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1959年 | 供給活動を停止。実質活動は停止 |
1965年 | 千里山生協再建準備会 |
1966年 | 千里山公団を中心に牛乳の共同購入を開始 |
1967年 | 世話人制度を提唱。グループ共同購入の開始 |
1968年 | 千里山生協本部センター建設 千里ニュータウンでの共同購入開始 |
1969年 | 千里山生協再建総会 CO-OP牛乳開発 |
1970年 | 食肉処理場完成 |
1971年 | 北摂共同購入会(茨木、高槻市)開始。泉州グループとの産直スタート |
1975年 | 信州八ケタ会との産直スタート |
1976年 | シガチキンファーム(鶏肉)との産直スタート |
1977年 | 箕面市、豊中市全域への業務活動開始 |
1979年 | 半冷蔵タイプの配達トラック導入 第1回生協まつり開催 |
1980年 | 千里山生協シンボルマーク決定 有機農法度会茶と産直スタート |
1987年 | OCR注文書導入。豊能郡への業務開始・個人配達組合員拡大開始。ケチャップ、本格みりん陽華など開発 |
1988年 | ウスターソース、とんかつソースなど開発 |
1991年 | 臨時総代会「本部移転、支所開設」決定 |
1992年 | 事業所再配置終了 |
1994年 | 竜王米産直スタート |
1999年 | WILLネットの設立 千里山、エルコープ、大阪西部、大阪東部 の4生協が消費材・電算システム・消費材案内・物流システムを統合 |
2000年 | 低温殺菌牛乳を紙パックからびん牛乳に変更 田辺農場とたまごの産直スタート |
2002年 | 無農薬やさいBOXスタート |
2003年 | 畜産飼料の内、トウモロコシについてはnon-GMO化が完了 |
2006年 | 新会社「豆伍心」設立 |
2007年 | 太陽光共同発電所『さんさんソーラー』設置 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会に加入 |
2008年 | 千里山生活協同組合と生活協同組合アルファーコープおおさかが合併。 生活クラブ生活協同組合大阪に名称変更 |
生協アルファコープおおさか
1976年 | 牛乳の共同購入会を母体に大阪東部生協として寝屋川市で発足(630名) |
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1980年 | 大阪西部生協が大阪市住之江区内で発足 |
1981年 | 開発消費材第1号 天然にがり豆腐 |
1985年 | 本部センター建設(枚方市尊延寺) |
1989年 | 大阪東部生協と西部生協が業務統合 |
1990年 | 低温殺菌牛乳を府下生協の中で最初に開発 |
1993年 | 香里支所開設 |
1995年 | 託児システム導入 |
1996年 | 産直卵(黒富士・白州郷牧場)の取り扱い開始・消費材代金の自動引き落とし開始 お米作り体験田、なつのがっこう、BM活性水の供給開始 |
1998年 | 個配ワーカーズによる配達開始 消費材の全てに遺伝子組み換え表示を開始 環境ホルモン基本方針策定(すべての産直農産物、容器・包材からの排除) 泉州グループ「援農」開始 |
1999年 | WILLネットの設立 千里山、エルコープ、大阪西部、大阪東部 の4生協が消費材・電算システム・消費材案内・物流システムを統合 |
1999年 | 低温殺菌牛乳を紙パックからびん牛乳に変更 |
2000年 | 東部生協と西部生協が合併。生協アルファコープおおさかに名称変更。家事支援ワーカーズ設立 |
2001年 | 平野支所開設 やさいBOXスタート |
2002年 | 無農薬やさいBOXスタート ホームページ開設 |
2003年 | 畜産飼料の内、トウモロコシについてはnon-GMO化が完了 消費生活協同組合法制定55周年記念「厚生労働大臣表彰」受賞 |
2005年 | 太陽光共同発電所「アルファSUN」設置 |
2006年 | 釜山生協との交流スタート ふれあいネットスタート コーヒー焙煎ワーカーズ「まめ福」設立 新会社「豆伍心」設立 |
2007年 | 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会に加入 |
2008年 | 千里山生活協同組合と生活協同組合アルファーコープおおさかが合併。 生活クラブ生活協同組合大阪に名称変更 |
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