エッコロ委員会主催 ライフプラン講座 ~老い支度を考える会~
「老い支度を考える会」と銘打って、エッコロ委員会主催の講座(2回シリーズ)が開催されました。
講師は「NPO法人Wco.FP※の会」のメンバーである溝江淳子氏です。
《ライフプラン講座とは…》
共済事業のめざすものの一つとして。暮らしを見直すライフプラン活動が位置付けられています。
生活クラブではコープ共済加入者の掛け金の一部を活用して、ライフプラン講座などの活動が行われています。
講師は「NPO法人Wco.FP※の会」のメンバーが担当しています。
※ワーカーズ・コレクティブ ファイナンシャルプランナー
《①新しい相続について》 10月31日
大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室 参加:50人
平成30年7月に40年ぶりの民法改正が行われ、相続法も大きく改正されました。
・自筆証書遺言が扱いやすくなった
・配偶者の居住権が保護された
・無くなった人の預貯金は、遺産分割前にも一定の範囲内で払い戻しができるようになった
・相続人でない親族が、無償で介護や看護を行った場合、一定の要件のもと金銭の要求ができるようになったことなどです。
そもそも相続とは、亡くなった人の財産(負債も含む)を引き継ぐことで、法律によって誰が相続人か、その相続する財産の割合などが決められています。
「うちは仲が良いから、お金がないからもめることはない、大丈夫!」と思っていませんか?
むしろ不動産が少ないほど揉めたり、調停に至る事例が多いとか…。
相続は、明日すぐに必要ではないけれど、なんとなくでもよいので基礎を知っておくことがトラブルを防ぎます。
そして、私の場合は…、こんな時は…と将来を見据えつつ、親から受ける立場の場合、こどもに引き継ぐ場合と考えておくことが大切だと考えさせられました。
《②元気な時に考えておきたいエンディング》 12月13日
どのような人生の最期を迎えたい?
自分の死後どのようにしてほしい?
それを考える時のヒントになる講座です。
昨年の秋に父が亡くなりました。
最期どうしたいかを確認できないまま…。
ただ、両親とも認知症になり特別養護老人ホームに入所する際に、施設側から「延命治療などを望むか」を問われていました。
その時に弟とそのことについて考え、お互いに納得できていたのは幸いでした。
家族が突然生命の危機に瀕した時、その命の期限を残された家族が決めるというのはとても酷なことです。
皆の気持ちが一致せず後々までわだかまりが残ることもあります。
なので私は、自分の意志が伝えられなくなった時のために「エンディングノート」を少しずつでも書いておこうと思います。
今話題の「人生会議」の材料にもなるのではないでしょうか。
それから、「エンディングノート」を書いたら、家族にその存在を知らせることを忘れずに!
ただし、法的な拘束力はないので、必要な方は「遺言書」を作成しましょう。
今回の2回の講座は内容から年齢層の高い参加者が多かったのですが、エンディングに関しては若い方の参加も見られました。
このようにライフプラン講座はさまざまな世代のニーズに応える内容がそろっていると感じました。
皆さんの近くの地区でも開催されることがありますので、興味のあるものにはぜひ参加してみてください。
講師は「NPO法人Wco.FP※の会」のメンバーである溝江淳子氏です。
《ライフプラン講座とは…》
共済事業のめざすものの一つとして。暮らしを見直すライフプラン活動が位置付けられています。
生活クラブではコープ共済加入者の掛け金の一部を活用して、ライフプラン講座などの活動が行われています。
講師は「NPO法人Wco.FP※の会」のメンバーが担当しています。
※ワーカーズ・コレクティブ ファイナンシャルプランナー
《①新しい相続について》 10月31日
大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室 参加:50人
平成30年7月に40年ぶりの民法改正が行われ、相続法も大きく改正されました。
・自筆証書遺言が扱いやすくなった
・配偶者の居住権が保護された
・無くなった人の預貯金は、遺産分割前にも一定の範囲内で払い戻しができるようになった
・相続人でない親族が、無償で介護や看護を行った場合、一定の要件のもと金銭の要求ができるようになったことなどです。
そもそも相続とは、亡くなった人の財産(負債も含む)を引き継ぐことで、法律によって誰が相続人か、その相続する財産の割合などが決められています。
「うちは仲が良いから、お金がないからもめることはない、大丈夫!」と思っていませんか?
むしろ不動産が少ないほど揉めたり、調停に至る事例が多いとか…。
相続は、明日すぐに必要ではないけれど、なんとなくでもよいので基礎を知っておくことがトラブルを防ぎます。
そして、私の場合は…、こんな時は…と将来を見据えつつ、親から受ける立場の場合、こどもに引き継ぐ場合と考えておくことが大切だと考えさせられました。
広報委員会 泉あけみ
《②元気な時に考えておきたいエンディング》 12月13日
ドーンセンター 大会議室 参加:37人
どのような人生の最期を迎えたい?
自分の死後どのようにしてほしい?
それを考える時のヒントになる講座です。
昨年の秋に父が亡くなりました。
最期どうしたいかを確認できないまま…。
ただ、両親とも認知症になり特別養護老人ホームに入所する際に、施設側から「延命治療などを望むか」を問われていました。
その時に弟とそのことについて考え、お互いに納得できていたのは幸いでした。
家族が突然生命の危機に瀕した時、その命の期限を残された家族が決めるというのはとても酷なことです。
皆の気持ちが一致せず後々までわだかまりが残ることもあります。
なので私は、自分の意志が伝えられなくなった時のために「エンディングノート」を少しずつでも書いておこうと思います。
今話題の「人生会議」の材料にもなるのではないでしょうか。
それから、「エンディングノート」を書いたら、家族にその存在を知らせることを忘れずに!
ただし、法的な拘束力はないので、必要な方は「遺言書」を作成しましょう。
今回の2回の講座は内容から年齢層の高い参加者が多かったのですが、エンディングに関しては若い方の参加も見られました。
このようにライフプラン講座はさまざまな世代のニーズに応える内容がそろっていると感じました。
皆さんの近くの地区でも開催されることがありますので、興味のあるものにはぜひ参加してみてください。
広報委員会 小松原千恵