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2019年度「福島の子どもと知る権利を守る活動」の甲状腺検査への協力をお願いします

福島第一原発事故から8年が経過しました。放射能による健康被害が懸念される中、福島県では事故当時18歳以下の県民を対象にした甲状腺検査が進められました。18年3月5日に公表された福島県民調査報告書によると、11~13年度に実施された甲状腺検査の先行調査、14年度以降の本格調査の結果、甲状腺がんおよび疑いのある人は206人とされています(18年9月現在)。

「100万人に一人」とされる小児甲状腺がんの発生率よりも明らかに高い率ですが、「県民健康調査」検討委員会では依然として「放射線による影響とは考えにくい」との見解を変えていない上、福島県内での検査縮小まで検討までされている状況です。

チェルノブイリ原発事故後のベラルーシ政府の報告書では、小児甲状腺がんの罹患率のピークは10年後の1996年であったとしています。刻々と変化する状況に対し、市民の側からの検証として、検査活動を継続していくことが必要です。
 

お子さんの甲状腺検査のご協力をお願いします


 

生活クラブでは、福島県内外の検査結果を比較するため、生活クラブふくしまから全国の生活クラブに呼びかけ、2012年より甲状腺検査を継続しています。

これまでの報告はこちら(生活クラブ連合会 2018/10/1掲載記事)

今年も検査にご協力いただける方を募集します

市民の立場でデータを蓄積することが、現状を把握し、放射能による影響を明らかにすることにもつながります。
ぜひご協力をお願いします。


 

▼ご協力をお願いする内容

1.原発事故当時18歳までのお子さんの甲状腺検査を医療機関で受けてください。

  • 甲状腺エコー(超音波)検査と、可能な場合は問診を受けます(レントゲンなどは行ないません)。検査を受けて入れくれる医療機関がありますので、ご案内します。前回受診された方は、12カ月のインターバルが必要です。
 

2.検査結果を記録し、生活クラブに提供してください。

  • 検査結果を簡単な用紙に記入し、生活クラブに提供をお願いします。いただいた個人情報は生活クラブでしっかりと管理し、組合員および本人への不利益とならないようにします。


3.お子さんの学校が休みとなる夏休み、冬休みを中心に受診をお願いします。

  • 夏休みから翌年~春休みまでの間に受診をお願いします。2020年4月末までに検査結果を集約し、生活クラブふくしまに届ける予定です。


4.生活クラブの復興支援カンパによる費用補助を行ないます。

  • 甲状腺検査は健康診断扱いになるため保険がききませんが、生活クラブで行なった復興支援カンパにより検査費用を補助します。
  • 医療機関までの交通費は生活クラブ生協大阪が補助します。
  • 検査結果は、生活クラブふくしまでの追加調査の結果も踏まえ、福島県と全国の生活クラブの検査結果を比較し、生活クラブ連合会で検査活動について結果をまとめます。
 

検査方法、協力申し込み等の詳細は以下にお問合せください。

生活クラブ生協大阪 組織運営課
TEL:072-641-5547 (担当:吉田)

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